滋賀エリア教室ブログ

勉強の意味

2018.04.25

大津おごと温泉駅前教室

みなさん、こんにちは。

おごと温泉駅前教室の杉野本です。

今回は「勉強の意味」を考えてみたいと思います。

 

「なぜ勉強するのか?」

私たち大人は経験則から勉強の必要性を理解しています。

しかし、子どもたちはそれを理解できません。

理解できたとしても、中々行動にまで移せないものです。

それは勉強の必要性を自分の中で認められていないからだと思います。

 

例えば私の場合は、

小学校、中学校、高校、大学、一人暮らし、アルバイト、就活、会社勤務、目上の方との関わり、冠婚葬祭、、、などを経験していく中で、「ちゃんと歴史を覚えておけば話ができたな。もっと英語を勉強していたら今が楽だったな」と考えるようになりました。

しかし、そういった経験があまり無い子どもからすれば、「勉強しないといけない」という考えは、何となく分かるけど実感できないテーマでしょう。

後でなんとかなるだろう、と思う方もいるかもしれません。

 

ところで、文部科学省によれば、教育活動については、

基礎的・基本的な知識及び技能を確実に習得させ,これらを活用して課題を解決するために必要な思考力,判断力,表現力その他の能力をはぐくむとともに,主体的に学習に取り組む態度を養い,個性を生かす教育の充実に努めなければならない

とあります。

特に義務教育においては、生きる力をはぐくむことを目的としているんですね。

石灰水が白く濁る理由を覚えることが最終目的ではありません。

社会の中で生き、物事に取り組んでいく中で、必要な情報を集め、解決するために考え、答えを出すために集中し、最適な方法を判断し、それを他者に伝える力を養っています。

また、現代は情報過多の時代です。

情報が溢れている中で自分に必要なものを取捨選択するためには、広い範囲の知識も必要です。

そう考えると学校の勉強で無駄な科目は一つもないと感じます。

 

子どもにとっての勉強の目的

長々と書かせていただきましたが、中学生くらいの子どもに対しては、もう少し具体的な目的を作る方がベターです。

例えば「行きたい高校に合格するため」「今度のテストで80点を取るため」「今度のテストで隣の子に勝つため」「将来警察官になるため」・・・など、本人なりの勉強する目的を見出すことができれば、取り組む姿勢は変わってきます。

また、勉強の目的は1つではありません。その時その時に合わせて設定していく必要があります。

見つからない時は相談しましょう。

そして自分自身の目的を決めることが大切です。

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