滋賀エリア教室ブログ

働かざる者、食うべからず

2016.01.22

未分類

皆さん、こんにちは。
栗東西中学校前教室三好です。

先日、日本に大寒波がやってきました。
全国各地で大雪となり、寒い日が続いています。

ここ滋賀県でも雪が積もりましたね。
今年初めて見る雪でしたが、まだ誰も踏んでいない雪が積もっているのを見ると
心なしか少しうれしい気持ちになりました。
まだまだ厳しい寒さが続くので、体調管理には気を付けてくださいね。

さて、先日英語を教えていた時ですが、
「私は、宿題をします。」という文章が出てきました。

そこで、生徒は「I study my homework.」
と答えてくれましたが、なんとこれは間違いでした・・・。

正解は「I do my homework.」となります。

「Study=
勉強する」do=する・行う」という意味になりますが、
その生徒はこの答えに納得していない様子でした。

「なぜ、宿題は勉強するじゃなくて、するなの?これおかしいんじゃないの?」
と首をかしげていました。

英語では、宿題というものは「勉強する」ではなくて「する」ものとなります。

homework = home + work  
「家での仕事」となり、
子供の仕事として
「やらなければいけないこと」という認識が英語にはあるのです。

このことをきっかけに、私は自分自身のことを少し思い出しました。

小さい頃、私は勉強が苦手で、両親から「勉強しなさい」といつも言われていましたが、
やる気が上がらずよく叱られていました。

なぜ勉強しなくてはいけないのだろう?
勉強するのが嫌なのになぁ・・・と思っていました。

しかし、両親から言われた一言で、私は考えを改めるようになりました。

「お父さんもお母さんも、毎日仕事をして、あなたのため家族のために頑張って働いている。それなのに、あなたは何をしているの?
働かざる者、食うべからずよ。あなたの仕事は、いったい何なの?」

と母から問われました。

私は答えにすごく悩みました。そのようなことを考えたことがなかったからです。

そして悩んだ末に、私は「僕の仕事は、勉強することです。」と答えました。

「お父さんもお母さんも毎日仕事を頑張っているんだ。僕も頑張らなくては!」
とその時から勉強に対する気持ちが変わったことを、はっきり覚えています。

さらに続けて両親から言われたことが、

「これから大人になり成長していく中で、嫌なこと・やらなくてはいけないことがたくさんあるよ。嫌なことがやってきた時に、これからあなたはずっと逃げ続けるの?勉強することが嫌なのは、誰だって同じよ。勉強することは、嫌なことでも取り組める大人になれるように、訓練することと同じなのよ。」

そう言われた私は「勉強は嫌いだけど、頑張ろう!嫌なことだけど、逃げちゃダメだ!」
と思うようになり、少しずつ勉強に対して努力するようになりました。

皆さんも「勉強にやる気がでない、なぜやらなくてはいけないのか」と感じる人は、
勉強することは仕事であり、将来嫌なことから逃げないようにするための訓練である!
と意識を変えて取り組んでみましょう!

そのように努力している人は、勉強していてよかったなと感じる日が必ずやって来ます!
それは、勉強ができるようになったからではありません。

やらなくてはいけないことや嫌なことを逃げずに努力して、それを乗り越えた時、
一生懸命に勉強していてよかった、
だから嫌なことでも逃げずに取り組むことが出来たんだ!
とそう思えるはずです。

将来後悔しないために、今必要なことを見失わず、努力して勉強に取り組みましょう。

そんな皆さんを、サクラサクセスは一生懸命応援しています。

そして、日々一緒にがんばっていきましょう。

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