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【高校生】化学を勉強する前に第3弾 ~物質量編~

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白枝先生

こんにちは!出雲三中前教室の白枝です。

季節外れの暑さに体調を崩していませんか?

しっかり乗りきるためにちゃんと水分補給をしましょうね‼

さて今回は、化学の「物質量」のお話です。

高校生のみなさん、

物質量っていったい何者か分かりますか?

物質量はこれから化学を進めていくにあたってかなり重要な内容になります。

が、実は一番分かりにくい内容でもあります。

今回はそんな物質量を説明していきますね。

 

白枝先生こんにちは!

物質量を説明しろっていわれると、

なんて答えていいかわからないんだよね…。

説明よろしくお願いします!!

 

 ①まずは原子量と分子量を知ろう

 

白枝先生

物質量を説明する前に、まずは原子量を知らないといけません。

原子のしくみは以前のブログでもお話ししていましたよね。

まだ見ていない方はコチラ

そのときは原子1個当たりの電子の数などの話でしたが、

原子は電子の数だけでなくそれぞれ質量も異なります。

この質量を原子量と言います。

例えば、炭素(C)は12、水素(H)は1、酸素(O)は16というように、

それぞれ基準となる値で原子量は決められています。

テストによく出る原子量は以下の通りです。

まずはこの数値を覚えて下さい。

そして二酸化炭素のように、

複数の原子でできている分子もありますよね?

分子の質量は、分子中にあるそれぞれの原子の原子量を合わせた値となります。

これが分子量になります。

(例)H2Oの分子量

H(原子量は1)が二つあるから合計の原子量は2です。

それと、O(原子量は16)を足すと18(分子量)になります。

 

白枝先生

このように、分子量を忘れても原子量をヒントに数値を出すことができます

主な分子の分子量は以下の通りです。

原子量も分子量も覚えなきゃと思ってたけど、

原子量さえ覚えておけば、計算で分子量も出せるんだね!!

ただ、分子量も覚えていて損はないから覚えておこう!

 

②物質量とは

 

白枝先生

さて、先ほど話した原子量や分子量ですが、

実は原子や分子1個の質量では無いのです。

化学反応式や化学式では1個の原子や分子に見えますが、

実際はそれぞれ1個の原子や分子が集まって1つの塊になったものなのです。

図にするとこのようなイメージです。

この炭素原子のかたまりの中に、

炭素原子はいくつ入っているでしょうか?

実は、このかたまりの中には6.0×10²³個という、

想像もつかない数の炭素原子が入っています。

この数字をアボカドロ数と言います。

しかし中にはこの数の炭素原子が存在しておらず、

図のように隙間が出来てしまっている炭素原子のかたまりもあります。

この状態の原子のかたまりを、

ぎっしり詰まった状態と比べたときの、原子の個数の割合を表したものが物質量です。

単位はmol(モル)を使い、

6.0×10²³個の原子が全て存在している状態を1molとします。

つまり100%の状態が1molということになります

炭素に限らず、

各原子や分子は本来6.0×10²³個の同じ原子や分子で構成されているものの、

数が足りず6.0×10²³個も存在していないものもあります。

その分、各原子や分子の質量は本来の原子量や分子量から小さな値となってしまいます。

物質量は、その物質中に原子や分子が何個あるかを、

割合で示してくれているものです。

問題等で『何モルの物質が~』という文が出てきたら

「あ、この分子がこれだけあるんだな。」

と捉えて下さい。

今日は難しい内容でしたが、

とても大事な内容なのでしっかり勉強しましょうね‼

 

物質量を考えるには、

まず原子量と分子量を前提に考えないといけなかったんだね!

白枝先生ありがとうございました!!


 
 
 
 
 
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