形容詞の語法～数えられる名詞と数えられない名詞～Part2

この秋はさくらっこくんにとって、

スポーツの秋かな？読書の秋かな？

そうだよね。

秋はおいしい食べ物がたくさんあって、

ついつい食べちゃうんだよね…

さて、英語の勉強に入るよ。

前回は「たくさんの」という意味の形容詞

manyとmuchの使い分けを学んだね。

前回のブログはコチラ

今回は「少しの」という意味の形容詞の使い分けを学ぶよ。

さくらっこくん、「少しの」と聞いたら、どんな単語が思い浮かぶかな？

主な単語としては、「few」と「little」があるよ。

「little」はカタカナでリトルだから、わりと馴染みがあるんじゃないかな？

それに比べて「few」は聞き慣れないけれど、

大事な単語だからこの機会に覚えてしまおう。

今回はこのfewとlittleについて説明していくんだけれど、

その前にさくらっこくん、manyとmuchの使い分けのカギとなるものは何だったかな？

さくらっこくん、良い線行っているね。

より正確に言うと、

many、muchは形容詞だから名詞とセットで使う

↓

そのセットになる名詞が

数えられる場合はmanyを、

数えられない場合はmuchを使う

ということになるんだ。

実は、fewとlittleの使い分けも同じ。

fewは数えられる名詞に対して使う形容詞で、

littleは数えられない名詞に対して使う形容詞なんだ。

では、さくらっこくんに問題。

大正解！

ちなみに、I have a few pens.（私は少しのペンを持っている）というとらえ方もできるね。

日本語もそうだけど、ニュアンスによっては言い方に違いもでてくることを知っておいてね。

では、

さくらっこくん、こちらも正解！

ちなみに、fewと同じように

There is a little water in a cup.

と、littleにaを付けてa littleにすると、

「カップに少しは水がある。」とポジティブな意味になるよ。

fewとlittleの使い分け、分かったかな？

では最後に、オマケ問題。

さくらっこくん、残念ながら不正解。

「観客がたくさんいる。」という意味になるときは、

・There is a large audience.

「観客が少ししかいない。」という意味になるときは、

・There is a small audience.

このように、大きい、小さいを表すlarge、smallが入るんだ。

これは、英語を言語として使っている人たちが、

audience（観客）をカタマリとしてとらえているからなんだ。

日本人と考え方が違うことがわかる一つの例だね。

カタマリがlarge（大きい）ならば、観客はたくさんいるし、

カタマリがsmall（小さい）ならば、観客は少ないよね。