滋賀エリア教室ブログ

私立大学入試の難化 ~ 滑り止めが滑り止めではなくなる ~

2018.06.22

大津膳所駅前教室

こんにちは、関西本部の安田です。

夏らしくなってきましたが、まだ昼と夜の気温の差が激しいので、体調には留意して下さいね。

 

さて、私立大学の入試が厳しくなったことは、最近よく話題になっています。

当塾でも今年は高3の入塾が多く、ご家庭の危機感の表れだと思っています。

 

入試が難化した要因としては、

①志願者数の増加 ⇒ 入試方式の多様化による志願者の増加

②私立大学の定員の厳格化 ⇒ 助成金支給基準の厳格化:2017年(1.14倍)、2018年(1.10倍)と年々厳しくなっています。

主に上記の2点です。

 

志願者が増えているにも関わらず、定員の幅が狭くなっているのでダブルパンチです。

センター試験利用入試を活用する人も増えて、10~15学科を受験することも少なくありません。

関西で言えば、関関同立は勿論のこと、産近甲(佛)龍、摂神追桃、外大なども倍率が上がることは容易に予想されます。

 

高3生は、とにかく勉強するという選択肢しかありません。甘い認識だと全滅する可能性があります。

過去問から出題傾向を分析して対策を考えていると思いますが、

今までの合格最低点は今年の最低点ではないので、+アルファが必須となります。

「ここまでやればよい」という自分の基準は捨てて、もう一度基準を設定し直しましょう。

 

高1・2はどうでしょうか?近い将来に待ち受けている状況は理解していますか?

学校では、まあまあトップクラスなのに、模試を受けるとD、E判定などの経験はありませんか?

学校の成績と全国での成績は基準が異なります。今から対策をしないとヤバイですよ。

「指定校推薦をねらうから大丈夫!」という方も時々いますが、厳しい入試を避ける方が多くなるので学内選抜も厳しくなります。

 

残念ですが、高校生にとっては、入試制度改革、私大の難化など、喜ばしくないニュースばかりです。

だからこそ、今から対策を始めないといけないのです。

部活で疲れたから、入試はまだ先だから、という甘い認識は捨てて、来るべき大学入試に向けて勉強を始めましょう。

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