みなさん、こんにちは。イオン上峰前教室の小島です。

1月17日（水）に県内の私立高校の前期入試が実施されました。これを皮切りに県立高校の2月6日（水）の特色選別試験、3月5日（火）・3月6日（水）の一般選抜試験と高校入試が本格化します。

前回は模試の有効活用に関してお話しましたが、今回は県立高校入試に向けて総仕上げの勉強法についてお話します。

過去問こそ一番いい参考書！

過去問についていろんな意見があると思います。私も今まで生徒から「過去に出たのだから、同じ問題は出ないから解いても意味がないんじゃない？」とかさんざん言われてきました。しかし、これは明らかに間違っています。これまで予想問題や、公務員試験を作成してきた経験から言わせてもらえれば、何もないところから問題を作るのは非常に困難なのです。その時どうするかというと、過去問を参考に問題の流れを決めます(問題作成時には最低15年分は解いていました）。そして、問題の選定に入ります。そのため、問題こそ違いますが形式が似た問題が作られます。だからこそ、5年分は最低解いてほしいと思います。

過去問を解くときの注意！

1回目は時間を気にしなくていいのでまずはしっかり解いてください。その時に、問題で意味が分からなかったことはしっかりチェックしておいてください。解いたら解説を読んで、なぜ間違ったかを考えてください！答え合わせをするときは正誤を確認するだけではほとんど成績は上がりません。自分がどういう間違いをしたのかが分からなければ成長しません。これは具合が悪い時に病院で診察もせずに薬だけを飲むのと同じです。検査して原因が分かれば、最適な治療ができますよね！勉強も同じですよ

2回目は時間を45分に設定して解いてください。時間のプレッシャーの中で自分なりのペースをつかんで欲しいからです。そして、間違った問題は塾や学校の先生などに聞いてしっかり自分一人でできるようになるまで何度も繰り返し練習してください。

なお、イオン上峰前教室では2月2日（土）・2月9日（土）・2月16日（土）・2月23日（土）・3月2日（土）に佐賀県立高校入試対策授業を実施します。高校入試に精通したベテラン講師陣による授業です。この講座のみの受講も可能です。毎回先着15名の定員となっております。お気軽にお問合せ下さい！