鳥取エリア教室ブログ
中学生へ 数学のノートの作り方の一例
2018.01.20
米子中島中央入口前教室
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こんにちは、中島中央入口前教室です
数学はノートの取り方、使い方で理解度が大きく変わってきます。
今回は、多くの生徒が苦手意識を持ってしまう関数について、
ノートの作り方の一つの例を作ってみました。
1次関数を理解するには
まずは、簡単な例題です。
つぎの1次関数の式を求めなさい。
( 2 , 5 ) ( -2 , -3 ) を通る直線である。
それでは、模範解答です。
2点( 2 , 5 )( -2 , -3) を
y = ax + b に代入し、
5 = 2a + b
-3 = -2a + b
引き算をして、
8 = 4a
a = 2
5 = 2a + b に代入し、
5 = 4 + b
b = 1
よって、
y = 2x + 1
上記の代入法の解答をぱっと見て、理解できますか?
模範解答も勿論大切です。しかし、模範解答を丸写ししただけでは力になりません。
自分のノートや、実際にテストで問題を解く時には、
自分なりに解りやすい回答を作ることも大切です。
例として、自分ならこんな感じのノートを取ります。
重要なのは簡単で良いので、まずは、作図をすることです。
次に、自分なりの言葉でも回答を用意することです。
作図の重要性・自分の言葉で答えること
図が汚くてごめんなさい(汗
y = ax + b
緑文字部分
( -2 , -3 ) ( 2 , 5 ) より、
x が4増えると、y が8増える。
よって、 8÷4 = 2 より、
xが1増えると、2増えるので、
傾きは 2 , a = 2
青文字部分
( -2 , -3 ) より、
x が2増えると、x の座標は0になる。よって、
2 × 2 = 4 より、xが2増えるとyは4増える。
-3 + 4 = 1 より、
切片は1、 a = 1
赤文字部分(回答)
よって、
y = 2x + 1
このような形で、まず始めに作図をして、問題を解きます。
目で見て解りやすいため、全体像が非常にわかりやすくなります。
慣れるまでは、言葉を噛み砕いて自分なりに解りやすい言葉に置き換えます。
自分の言葉で書くことにより、情報が整理されるはずです。
間違ってもノートに書いた途中式を消しゴムで消して、
「 y = 2x + 1 」
これだけ残してもダメですよ。
模範解答の言葉を丸写しするだけではなく、自分なりの言葉に置き換えて書くことにより、
一つ一つの情報が整理しやすく、理解にもつながりやすいです。
その後、模範解答と見比べて見ましょう!
数学の問題への取り組み方
数学を勉強するとき、解答の答えをただノートに丸写しするだけにしていませんか?
関数の苦手を克服することは、まず作図をしっかりしてみること、
そして自分自身が見てすぐ解る、自分なりの言葉で回答を用意することです。
これは、高校生になっても、数学を勉強する時には絶対に必要です。
問題の数をこなすことも重要ですが、1問にしっかり時間をかけて、
ノート1ページ丸々使ってじっくりと問題を考察してみることも重要ですよ!
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